■雪花硝子の特徴

石?ガラス? 雪花硝子です

大理石などの天然石材の表情を持ちながらその透明感はガラスの表情を持っています。
石材でもなく、ガラスでもない、その表情はまったく新しい雪花硝子独自のものです。
ガラスの内部に多層的に結晶化したセラミックス成分が、まるで花びらのように浮かび
透明感を保ちながら優しい風合いを醸し出します。ライティングと併用すればその独特
な素材を最も美しく表現することができデザインの可能性をさらに拡げる事が可能です。

雪花硝子は再生ガラス、環境に優しい素材です


雪花硝子は廃ワインビン処理問題を研究中に考案されました。建築用ガラス廃材を
粉砕したガラスカレットが主成分で99%以上の混入率を実現しています。
また、ガラスカレットを界面結晶化という技術によりつなぎ止め、一枚の板ガラス
に焼成しており、樹脂等でバインディングしないため再リサイクルが可能です。
循環型社会におけるサスティナブル(持続可能な)な素材として、何度でも生まれ
変わる事のできるガラス素材になりました。

さらにバージンガラスは1400℃で約一昼夜の加熱処理が必要なのに対し、雪花硝子は
1000℃で約10分。高温度作業における400℃の差は圧倒的なCO2の削減(約50%)に
なり、大変環境に優しい新たなリサイクル素材です。

加工性の良いガラスです

雪花硝子は結晶化ガラスの為、孔明け、ベベル(面取り)曲げ、切り抜き加工など
様々な加工に対応しその用途は多彩です。もちろん従来のガラスのように、エッチング

やブラスト処理、フロスト加工も思いのまま、石材のようにウォータージェット加工も
おこなえます。さらに、表、裏面共にフロートガラスのような平滑面が得られる為、
併せガラスにする事も可能です。
現在では最大で2400×1200程度の大きい板ガラスの焼成、研磨が可能となり
建築のファサード等、表現の可能性を拡げる21世紀の素材です。

光を溜めるガラスです

裏面やエッジから光を入れる事でガラス内部の結晶質が光を拡散し、優しい光が得られ
ます。また、焼成時に雪花硝子に励起材を混入することにより、暗くなった環境下でも
面的な発光効果が得られます。
使用する素材やカレットの大きさ、板厚調整等により色や透過率、模様の大きさなど
表情に変化を持たせる事ができ、用途に合わせた素材表現が行えます。



■雪花硝子の仕様・物性等

 
 ■比重 約2.5
 ■線膨張率 8.5〜9.0×10-6/℃
 ■熱伝導率 0.68Kcal/m.h.℃
 ■モース硬度 約6.5度
 ■耐候性 変化なし
 ■曲げ強さ 両面研磨280〜300kgf/cm2
 ■片面摺り 500kgf/cm2
 ■熱割れ(温度差) 約65゜
 ■耐圧力(kg/cm2)=定数×曲げ強さ×t2÷(安全率×面積)

 <参考>
 フロートガラスの曲げ強さが約500kgf/cm2
 なので両面研磨品の場合15mm厚みはフロートガラスでは
 12mm厚みに相当します。


 
 ■成分 Si02/70〜72%  Na2O+K2O/13〜15%
     CaO/8〜12%  AI2O3/0.01〜0.15%

 ■規格品
      片面摺り/12t×914×1829mm
 ■特注品
      厚み/10〜25mm 

  その他厚み、大きさについてはご相談下さい。
  寸法/最大1200×2400mmまで製作可能です。

 ※ワインビン等の着色ガラスを使用した雪花硝子
 の製作も行っています。使用するカレットにより様々
 な色の雪花硝子が製作できます。

 ■価格 原則として受注生産のため、お問い合わせ下さい。